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2013年10月28日

センターの発展へのエネルギーにー関西での感謝と報告ー

井嶋 悠

或る時は関西で、或る時は東京で生きて、とはいえ大半は関西にもかかわらず、はたまた本籍も菩提寺も京都ながら、余程東京生活が烈しかったのか、かてて加えて杉浦日向子さんに余程魅かれたのか、嗜好と風土に江戸を好ましく思う自分が居て、68歳にもなって東西宙ぶらりんの私は、郷土!?に来て、何人もの理解者と共感者と時間を過ごすという至福を、今回もいただいています。

そこに「想定外」のことが入り込んで、帰宅は来週 !になりそうで、関西での感謝を共有していただけるこを願い報告します。

・韓国の或る女性の自叙伝の日本語版の話がありました。私としては逆も期待しますが、果たしてどうなるでしょうか。

・中高校での、教師の無自覚な、時には良かれと思っての、生徒へのパワハラ(いじめ)に同意する先生方に会えました。

・この厳しい日中、日韓情勢にあって、新たな意欲で日本語教育をはじめとする民間外国語学校開設者と会い、意気軒高なエネルギーを学びました。

・自死の問題に関して、臨床心理士の先生から助言と励ましを受ける幸いに浴しました。

・海外帰国子女教育が、日本の社会を映し出すと同時に、世界でのありようを考えさせ、また日本の学校教育の正負に気付かせる、と言われて久しく、例によって!?彼方に流されつつある感さえある今にあって、懸命に問題提起を続けている先生方に会い、あらためて初心の大切さに思い至りました。

・少子化が拍車を掛けているのでしょうか、学校を取り巻く環境は私など元職には想像を越えた厳しさです。その中にあって慈愛とそこからの熱情をもって日々取り組まれている、不登校高校生のための学校の、日本語学校の、インターナショナルスクールの、そして学院全体からの立ち場の先生方と歓談できました。幸いを力に、です。