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2013年10月13日

栃木県立鹿沼高等学校訪問記 ―日韓高校交流―

永登浦女子高等学校(韓国ソウル)日本語教諭
権 俊(クォン ジュン)

(以下の寄稿は、今回のホームページ更新前の「ブログ」に掲載した少し前のものですが、寄稿者の権 俊先生は、私たち日韓相互理解の原点である「ソウル日本語教育研究会」の元会長であり、私たちの活動の中核的な一人で、今回の更新に際して再登場していただくことにしました。)

2007年10月5日、韓国からの8人(ソウルからの高校生3人、釜山からの高校生3人、私を含めて教師2人)が栃木県立鹿沼高等学校を訪問して、大和俊晴校長先生をはじめ先生の方々、生徒たち、ホストファミリーの皆様にたいへんお世話になった。
歴史のある名門校らしく、習うべきところがたくさんあった。
熱心で親切な先生の方々、明るくまじめに勉強している生徒たち、きれいな学校環境、訪問者に対しての気配り、人情溢れるホストファミリーから私たちは皆感動した。
鹿沼高校のすばらしい先生の方々と生徒たちに出逢えたことは、私どもにとって大きな幸運であり、一生忘れられない思い出になった。
学校訪問とホームステイが終わって生徒たちは、きれいなまち、規則を守る社会、礼儀正しい生徒たち、人情溢れる家庭、高校の授業と放課後の部活動のようす等々からいろいろと考えさせられたと言っていた。
学校の先生が自分の授業を外部からの人に公開するのは嫌なことであることは、教師の私の経験からよく分かっている。又、ホストファミリーの希望者を探すのも難しかったと思う。
ホストファミリーの皆様と鹿沼高校の先生の方々に、お忙しい時期であるにもかかわらず貴重な時間をさいていただき、心から感謝している。
日本と韓国の友好をもっと深める為には人的交流、中でも青少年の交流が大事であると思う。
今回日本を訪問した生徒たちはこれから韓日友好のために何か役に立つ人間になりたいと言っていた。